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ダイアルアップ!

ダイアルアップ!

 そんな感じで入った大学は、なんの思い入れもなければ、学びたい学部(なんでか法学部)でもなかったため、3年後に中退してしまいます(゚Д゚)

 いま思えばとんでもないドラ息子でしたねぇ。遅まきの反抗期というか(^^;

 大学在中は、授業なんてそっちのけで、ラノベを書いては応募しておりました。

 ラノベだけではなく、大人向けの小説も書いては文学賞に応募するも、そのことごとくが落選です。

 そうしてぼくはどんどんやさぐれていったのですが、あるときこんな本に出会います。

『ネットで小説を売ったら300万円儲かりました』的な。

 正確なタイトルは忘れましたが、とにもかくにもこの本を読んだときぼくはこう思いました。

「そうだ……これからはネットの時代だ! 自分でラノベを売ればいいじゃないか!」

 ときはまだ、スマホもなければ常時接続もない、懐かしのダイアルアップ回線の時代でした。

 若い人は知らないと思いますが、昔のネットは、普通の電話回線だから3分10円とかかかるんですよ。『ピーゴロゴロ……ジーーー……』とか音を立てて接続されて、しかも表示速度はめっちゃ遅いんです(^^;

 でも、ネットで自著を売るといっても、当時はブログすらありません。なのでぼくはサイトを作り始めました。

 大学に行ってなかったから時間だけはありまして、ちまちまとソフトを学び、HTMLとCSSを学び、画像素材はあり合わせのものを見繕い、そうしてサイトを作りました。

 いちばんキツかったのは、決済システムの導入でしたねぇ。いま考えると、プログラミングの基礎知識もないのに、見よう見まねでよくやったなと思います。

 ちなみに、このときの経験がいまだメシの種になっているわけですから、人生どうなるか分かりませんね(^^;

 そうして四苦八苦して作った初の個人サイト──電話料金だけで3万円もかかりました!──ですが、たしか短編1本当たり150〜300円で販売して、数ヶ月で700円くらい売れたかな(^^;

 いま考えると売れただけでもすごいことなのですが、当時のぼくはそれで生計を立てたかったわけですからガックリしました。

 その後もあの手この手でサイトでのラノベ直販を試みますが、どうにもならず初の個人サイトは1年後に断念しました。

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